選手村で大評判!「検査を受けてきたわ」米国女性ラグビー選手がクリニックを“はしご”「全部無料だなんて、信じられない」→仏ファンご機嫌「気に入ってもらえてうれしい」【パリ五輪】
7人制ラグビーの米国女性選手アリアナ・ラムジーが、選手村を満喫しているようだ。ラムジーは自身のTikTokで、「私はここが大好き。選手村にはアメリカと違って無料の医療制度があるのよ。歯医者にも行って、来週には目の検査もするの。なんてすごいの!」と語り、「塗抹検査を受けてきたわ」と報告。選手が利用できる無料のクリニックに満足していると語った。 【動画】話題を振りまくラムジーの投稿をチェック! そんなラムジーの投稿に注目したのが、仏紙『L'Independant』だ。「銅メダルを獲得した7人制ラグビーのラムジーが、選手村の無料クリニックに満足している。無料で受けられるサービスが米国選手を驚かせている」と報じた。 仏放送局『TF1』もこの話題を取り上げて、「治療費が高額な国のアスリートにとっては恩恵だろう。2022年の米国の医療費は、ひとり当たり平均1万3500ドル、つまり1万2300ユーロ(約197万円)以上に達した。臨時の総合医療センターは、医療手段が少ない国の出身者を含むすべてのアスリートに平等をもたらしている」と伝えている。 ラムジーの投稿のコメント欄には、仏ファンがコメントを書き込み。「これがフランスです」「みんなフランスに残りなよ」「あなたの投稿は楽しいわ」「気に入ってもらえてうれしい」「フランスにようこそ」「選手村はいろいろ言われているけど、いいところを紹介してくれてありがとう」などと好意的に受け止めていた。 一方で、「その費用を支払っているのはフランス人労働者だ」「クリニックを利用したら費用を払わないといけない。大金ではないが、無料ではないんだよ」「医者にかかるたびに高額費用を払っているぞ」など、別視点の意見も書き込まれていた。 また、仏メディア『Actu』によると、リベリア代表の短距離走者で米国在住のエボニー・モリソンも、選手村に滞在中に人間ドックを受けるつもりだとSNSで語っている。あらゆる医療や検査を無料で受けられるシステムが選手に大好評のようだ。 構成●THE DIGEST編集部
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