1日2箱の愛煙家が無理なく禁煙に成功した驚きの方法はこれ…目標達成のために取り組むべき"正しい順番"
■忙しくても自己実現のための時間は惜しまない 要領がいい人は、「緊急ではないけれど重要なこと」を毎日やり続ける時間を決め、その時間に他の予定を入れません。スケジュールに自分の目標を先に入れ、確実に実行する仕組みを作っています。 例えば、外資系企業への転職を目指していた後輩は、毎朝1時間早起きして英語の勉強をしていました。通勤時間は片道1時間半、満員電車で音声アプリの英語を聞き続けました。会社の飲み会はすべて断り、その時間を外国人との交流会に充てると決めていました。 その結果、1年後にTOEICで900点以上を取得し、無事に第一志望の企業に転職することができました。彼が目標を達成できたのは、毎日「緊急ではないけれど重要なこと」をやり続ける時間を決め、そのルールを守り続けたからです。 要領がいい人は、どれだけ忙しくても、自分の人生において重要な目標に向けた時間を確保し、それを継続させます。緊急な用事が入っても、決めた時間だけはそれを守ります。 目標を実現するためには、この「緊急ではないけれど重要なこと」を毎日やり続ける時間を作り、それを守り続けることが成功のカギなのです。 ---------- 石川 和男 (いしかわ・かずお) 建設会社総務経理担当役員、税理士、作家 建設会社総務経理担当役員を本業に、税理士、明治大学客員研究員、ビジネス書著者、人材開発支援会社役員COO、一般社団法人 国際キャリア教育協会理事、時間管理コンサルタント、セミナー講師、オンラインサロン石川塾主宰(受講者数250名)と9つの肩書で複数の仕事を同時にこなす。 著書に累計35万部突破で、『仕事が速い人は、「これ」しかやらない』(PHP研究所)、『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(明日香出版社)、『Outlook最強の仕事術』(SBクリエイティブ)など。 ----------
建設会社総務経理担当役員、税理士、作家 石川 和男 イラストレーション=末吉喜美