1日2箱の愛煙家が無理なく禁煙に成功した驚きの方法はこれ…目標達成のために取り組むべき"正しい順番"
■問題は「緊急だけれど重要ではない」業務 ---------- 緊急なことに惑わされない! 大きな成功を手に入れる時間の使い方 ---------- 要領がいい人が、劇的な成功をする理由のひとつ。それは、資格取得、転職、独立などの「緊急ではないけれど重要なこと」をする時間を確保しているからなのです。 大きな目標は、実現できれば人生を大きく変えられます。しかし、資格を取らなくても、転職、独立をしなくても、今の会社にいることができれば現時点では困りません。 さらに、毎日、次々と緊急な仕事が舞い込んできます。緊急な仕事に追われていると、気がつけば1日、1カ月、1年があっという間に過ぎ、大きな目標に向けた行動は取れないままになります。 もちろん、「緊急でかつ重要な仕事」は、すぐに取り組むべきですが、問題は「緊急だけれど重要ではない」業務です。これに時間を奪われると、本来達成したい長期的な目標を後回しにしてしまいます。 例えば、飛び込み営業への対応やセールス電話のやり取り、あまり重要ではないメールの返信、テーマのない定例会議、部下に任せられるのに抱え込んで離さない仕事など、「緊急だけれど重要ではない」仕事に時間を取られる。 これらは何もしていないよりタチが悪いのです。なぜなら、これらの業務をしていると、仕事をしている気になるからです。 ■要領がいい人は未来を見据えた時間を確保している 仕事をしている感覚はあるので、罪悪感もなく時間を過ごし、気がつけば定時になり、ときには残業までしてしまう。そして独立、転職などの「緊急ではないけれど重要なこと」に手がつけられずに1日が過ぎ、1年が過ぎ、10年が過ぎ、一生を終えるのです。 要領がいい人は、スキルアップのための資格取得や、夢だった会社への転職、勝負をかけた独立といった「緊急ではないけれど重要なこと」に時間を使います。今すぐやらなくても現時点では困らないため、後回しにしがちですが、これが人生を変える大切な行動だと知っているのです。 例えば、「司法書士になって独立する」という目標は、現在の仕事を続けていればすぐに困るわけではないため、緊急性はありません。しかし、要領がいい人は、この目標に向かうための時間を確保しています。 人は未来には時間ができると思いがちです。「今は仕事が忙しいから」「子どもが小学校に入学したら」「親の介護が終わったら」といった理由(言い訳)で、何かが終わった後に大きな目標に取り組めると考えています。 しかし、何かが終わったその先にはできるんだと思い続け、気づいたときには、夢をあきらめて人生が終わるのです。