拉致問題について学んだことを発表 3つの小学校で「オンライン子ども会議」【新潟】
拉致被害者が暮らす佐渡市などの3つの地域の子どもたちが、拉致問題について話し合う『オンライン子ども会議』が開かれました。 参加したのは、佐渡市の真野小学校や柏崎市の北鯖石小学校、福井県小浜市の内外海小学校の子どもたちです。各学校は、拉致問題について学んだことや署名活動など解決のためにできることを発表しました。 ■佐渡市・真野小学校5年生 「拉致問題が少しでも早く解決するために、この悲劇を忘れずに日本の多くの人が知って行かなければならないと思います。」 子どもたちの発表を見学した曽我ひとみさんはー ■曽我ひとみさん 「拉致問題についてしっかり考えてくれているんだなということが分かって、私は本当に嬉しかったです。これを下の後輩たちやお父さん、お母さん達にも、しっかり伝えてほしいと思います。」 県警は、10日朝、拉致問題の解決に向け情報提供を呼びかける懸垂幕を掲げました。 ■県警外事課 平石英幸課長補佐 「県民の皆様にはぜひ些細な情報断片的な情報でもいいので、1件でも多くの情報を寄せていただきたいと思います。」 県警によりますと、ここ数年、北朝鮮による拉致事件の情報提供は数件にとどまっています。