金沢駅東口に食料品店 旧北鉄駅前センターに25日開業
北陸鉄道(金沢市)が所有するJR金沢駅兼六園口(東口)の旧北鉄駅前センターに25日、食料品店「金沢フードストア」が開業する。地元食材を使った弁当や地酒などを販売し、駅のにぎわいにつなげる。 店舗は3階建てビルの1階部分約146平方メートルで営業する。金沢市内で食料品店や飲食店を経営する「magazzino(マガジーノ)」が運営する。 能登豚や白山市松任地区産のコシヒカリ、金沢産の野菜などを使った弁当のほか、自家製のチーズ、菓子やパンなどを販売する。中村一貴代表(38)は「地元の人も観光客も楽しめるお店にしたい」と意気込んだ。25日にプレオープンし、来年1月から本格営業する。 センターのビルは鉄骨造3階建てで、2001年完成。電車や路線バスの定期券や、高速バスの乗車券などを取り扱っていたが、業務効率化のため昨年7月にセンターを西口へ移転して以来、北鉄が利活用を検討していた。