「上がってほしいところまで上がった」 西武・渡邉勇太朗は倍増超えの年俸2000万円 今季は投球回、奪三振ともに自己最多
西武の渡邉勇太朗投手(24)が埼玉県所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1180万円増の年俸2000万円(金額は推定)でサインした。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 6年目の今季は5月から先発ローテに加わり、14試合に登板して3勝4敗、防御率2・67。自己最多の87回⅔を投げ、こちらも自己最多の50奪三振をマークした。 更改後の記者会見では「(年俸が)これくらい上がってほしいというところまで上がったのでうれしい。球団からは『シーズン中盤からローテーションを守ってしっかり貢献してくれた』といってもらいました」と笑顔を見せた。 8月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)で打球を受け、右腓骨(ひこつ)を骨折して戦線離脱。秋季キャンプもリハビリ期間となったが、「今はもう大丈夫」と順調な回復を強調した。 今オフに関しては「体を速く動かすことが苦手なので、そこを鍛えていく。体が速く動けば球速もアップすると思う」と課題を掲げた。技術面では「三振が欲しい場面で確実に取れるボールの精度を磨きたい」と話し、持ち球のスライダー、スプリットのレベルアップを挙げた。
西日本新聞社