【特集】衆院選に向け動き出す静岡県内選挙区 静岡7区
静岡県内でただ一人、石破内閣に名を連ねた現職と野党の2人による三つどもえの戦いとなる見通しの静岡7区。先週末から活発な動きが見られています。 「地元小選挙区、城内実大臣がいち早くこの街頭に駆け付けてくれました。今一度大きな拍手をお願いします」 石破内閣に経済安全保障担当大臣で初入閣した自民党の城内実氏。 5日は、大臣になってから初めて静岡県内入りし、公明党との合同講演会に臨みました。 自民党 城内実氏 「我々国会議員、県会議員、市会議員がしっかりと声を届ける。国に、県に、市にそういった連携プレーが大事。これから自公でも頑張ってまいりますので。」」 移動する度にSP(エスピー)に取り囲まれる城内氏。 一声かけてから柵の向こうにいる支援者と握手をします。 事務所前での演説も厳戒態勢です。 自民党 城内実氏 「しっかりと課題に取り組み、自分の職責を果たしていきたい。来る27日の総選挙、しっかりと結果を出して、この経済安全保障担当という仕事を選挙後も取り組んでいきたい。仕事をしていきたいという思いです」 城内氏はその足で、突風被害を受けた浜松市中央区の湖東町の視察に向かいました。 城内氏「記者さんとの会見をやっていたので、防災服に着替える暇もなく飛んできました」 住民「お忙しい中来ていただいてありがとうございます」 城内氏「(市議と)連携してやりますから…。本当にお見舞い申し上げます」 公務と並行しながら選挙戦の準備を進めています。
立憲民主党 日吉雄太氏
Q城内大臣は手ごわい? 立憲民主党 日吉雄太氏 「決して手ごわいとは思っていません。ずっと3年間地元を歩いてまいりましたので、そういったところを選挙戦で発揮できればと思っている」 立憲民主党の元職・日吉雄太(ひよし・ゆうた)氏。 2017年に比例東海ブロックで初当選しましたが、前回の衆院選では、城内氏との一騎打ちで敗れています。 捲土(けんど)重来を心に刻み、政治活動をしてきたと言い、今回国民民主党との調整の末、擁立が決まりました。 現在は企業へのあいさつ回りを重ねているといいます。 立憲民主党 日吉雄太氏 「連合静岡さんのご推薦もいただきましたので、組織力を背景とした選挙戦を行えるよう、地道なものと組織力を融合させながら頑張っていきたい」 訴えるのは教育への投資や、賃上げによる経済の立て直しです。 立憲民主党 日吉雄太氏 「政治を立て直さなければいけない。経済も物価高から始まって、一方で賃金は中々上がらない。こんな中で日本はかなり疲弊してきている。そういったことを立て直していくために今回しっかりと立候補して成し遂げていきたい」