「プロレスは天職」“女子プロレス界の横綱”里村明衣子さんが語る30年のレスラー人生 ふるさと新潟で見せる“最高の里村明衣子”
―未練はないんですか? 「多分一生あると思いますね。15歳からデビューして、30年弱やらせていただいたので。この30年は、もう自分の人生みたいなものですよね。 まだまだ一線でできますし、もうトレーニングすればガンガンできますし、まだ何か成長を感じるんですけど。次のステップを考えられる状態で決意しようと思ったので、それも一番いい状態で引退を決断しました」 トレーナーとして、経営者として― 里村さんは、次の世代へ繋げるための一歩を踏み出そうとしています。 「とにかく『女子プロレスの世界をもっと世に出す』。これが目標です。あとは今までの人脈で、世界中の選手を日本に呼びたい。日本人の選手は世界を見てもらいたいし、世界の選手は日本を見てもらいたい。そこをちゃんと繋げていきたいですね」 ■大好きな新潟で… ”最高の里村明衣子”を 里村さんと仙台でともに切磋琢磨した後輩たちと、11月9日(土)に“新潟のプロレスの聖地”、新潟市体育館で新潟でのラストマッチに挑みます。 里村さんが女子プロレスラーを志した“原点”。ふるさとでレスラー人生30年の集大成を見せます。 ―新潟市での最後の試合、どんなところを見てもらいたいですか? 「約30年間、プロレスラーとしてここまで来ることができたので、それはやっぱり新潟で育ったからこそ、こんなに強く育ててもらったという思いがあるので、新潟市体育館は“最高の里村明衣子”で戦いたいと思います」 14歳、中学2年生の時に出会ったプロレスが、私にとっては天職だった。 もうこれ以上のものはないと思ってやってきたので、おそらく死ぬまでそう思っていると思う― 30年間の原動力をこう話してくれた里村さん。 引退する来年4月29日“聖地・後楽園ホール”でのラストマッチまで、プロレスラー・里村明衣子として“最高にかっこいい自分を見せたい”と意気込みます。 今後の女子プロレス界の発展のために、“引退”という大きな決断をした里村明衣子さん。来年4月の引退まで振り返らず、“女子プロレス界の横綱”は突き進んでいきます。
新潟放送
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