軽キャンなのに大人4人が就寝できる? その理由はポップアップルーフにありの充実装備の中身とは
輸入車ベースの大型モーターホーム「Detjleffs(デスレフ)」をはじめ、話題のフィアット・プロフェッショナルデュカトベースの大型バンコンバージョンなど、キャンピングカーの総合ディーラーのTOWAモータース販売。 【写真】大人4人が快適に就寝できる軽トラキャンパーの中身を見る(全16枚) 同店が、2024年7月13日(土)~14日(日)の2日間、埼玉スタジアム2002で開催された「第53回関東キャンピングカー商談会in埼玉スタジアム」には、キャンピングカーファンであれば、誰もが耳にしたことのあるコーチビルダーが数多く出展。お気に入りのキャンピングカーがあれば、その場で商談ができるなど、購入を検討しているユーザーにとって魅力的なイベントです。
ポップアップルーフの採用で4名就寝を実現
数多ある出展車両のなかからソトラバ編集部が注目したのが、ミニマムだけど広々とした居住空間が魅力の軽自動車ベースのキャブコンバージョンの「INDY108」です。ベース車両には、ダイハツ・ハイゼットトラック エクストラSAⅢtをベースに、キャンピンシェルを荷台に接合することで、コンパクトながらも贅沢な室内空間を演出してくれます。 さらに注目のポイントがポップアップルーフの存在。上下2段の就寝スペースを設けることで、4名の乗車定員と同じく4名の就寝定員を可能にしてくれます。
移動時間から就寝まで3つのモードで快適に過ごせる
4人就寝が可能な「INDY108」ですが、より快適な居住空間を贅沢に使うのなら2名就寝が理想的。子どもたちが巣立ち少し余裕が生まれた40~50代の御夫婦から、定年退職はまだ先でも50代以上のゆとりのある方からのニーズがあるとのことです。 もちろん軽自動車ベースとはいえ、遮光ブラインド付きのアクリル窓のほか、丸型とスクエア型のアクリル2重窓やエントランス部には網戸を設けるなど、車内をしっかり換気することができるので快適な車中泊旅を満喫することができます。
コンパクトながらも機能的な収納力抜群の室内
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高2850mm(ポップアップルーフ展開時)となっており、ポップアップルーフを収納すれば全高は1990mmと駐車場の高さ規制を気にすることのない寸法です。 「INDY108」の魅力は限られた居住空間でも、頭上のキャビネット収容が充実。長期の車中泊旅になるとどうしても荷物の置き場所に困ることがありますが、収納が充実していることでシュラフなどの寝具をキャビネットに整理整頓しておくことで、居住スペースをしっかり確保することができるという訳です。