今年大活躍のヤマルが今後の展望を語る 「もしいつかバロンドールを獲ることができたら……」
今年はゴールデンボーイ賞とコパ・トロフィーを受賞
バルセロナのFWラミン・ヤマルが『MARCA』のインタビューに応じ、今年1年を振り返った。 17歳でありながら、バルセロナやスペイン代表で数々の試合に出場し、今年はEURO2024でスペイン代表の優勝に貢献。それらの活躍から10月には『France Football』が選定する、21歳以下の選手を対象とした若手版のバロンドールの「コパ・トロフィー」を受賞し、先月11月にはイタリア紙『TUTTOSPORT』が主催する「ゴールデンボーイ賞」を受賞。今年だけで2つの個人タイトルを獲得し、本人にとって素晴らしい1年を過ごしたであろう。インタビューでは今年1年間について振り返る質問に対し「今年は色々なことが一気に起こった。でも僕は私はいつも落ち着いて、これからは地に足をつけてやっていこうと思う。僕のキャリアは始まったばかりだからね」と感想を述べた。 ヤマルは今後の将来についても語り、バロンドール受賞を考えているかという質問には、「こだわっているわけではないけど、それはチャンピオンズリーグで優勝するとか、ワールドカップで優勝するとか、実現したい他の夢がある。もしいつかバロンドールを獲ることができたら、それはまずそれらの目標を達成した結果だろう。もちろん、それは素晴らしいことだ」と現状は優先で考えてはいないことを強調した。 22-23シーズンの4月にトップデビューして以降、ヤマルはバルセロナ、スペイン代表にとって欠かせない戦力となっている。今季バルセロナではすでに21試合に出場し6ゴール12アシストを記録。チームの攻撃を牽引し、かつてのリオネル・メッシを彷彿とさせるようなファンやサポーターを楽しませるプレイを見せてくれる。先日15日のレガネス戦で右足首を負傷し、全治約1カ月と心配されるが、しっかり治療して再びピッチで元気な姿を見せてほしいところだ。 最後に来年の抱負について「バルサでタイトルを取ること、そして家族が元気でいることかな。チャンピオンズリーグ制覇は実現したい夢だ」と締め括った。
構成/ザ・ワールド編集部