埼玉が3季ぶり王座奪還へ白星発進 堅い守りからの得点で東京SG退ける/リーグワン
ラグビー・リーグワン開幕節第1日(東京SG12-33埼玉、21日、東京・味の素スタジアム)4季目のシーズンが開幕した。2季連続2位の埼玉は、日本代表のHO坂手淳史主将(31)を中心とした堅い守りから流れを作り、昨季3位の東京SGに勝利した。 【写真】ポーズをとる埼玉・福井翔大と東京SG・堀越康介 埼玉は持ち味の堅守から得点に結びつけた。3-0の前半18分、マイボールスクラムで東京SGの反則を誘う。敵陣深くに侵入し、攻撃を展開し続けると、22分に日本代表のWTB長田智希(25)がトライを決めて8-0とリードを広げた。その後も鉄壁の守備で相手の前進を許さない。38分に長田がこの日2本目のトライ。13-0で折り返した。 後半は4分に、東京SGのCTBイザヤ・プニバイ(24)にトライを許したが、8分にNO・8ジャック・コーネルセン(30)、13分にはFLラクラン・ボーシェー(30)がトライを奪い、25-7と突き放した。その後、両軍が1トライずつをマーク。埼玉が3季ぶりの王者奪還に向け、白星発進した。