令和の6人組アイドル・ミームトーキョー「私たちの世界を広げていきたい」
【音楽通信】第164回目に登場するのは、個性豊かなメンバーが集結し、ジャンルレスな音楽性で人気急上昇中の令和世代の女性アイドルグループ、ミームトーキョー! 【画像】ファッションもメイクも唯一無二! 個性豊かなミームトーキョーのショット集はコチラ。
でんぱ組.incの妹分として新時代のグループが誕生
【音楽通信】vol.164 MEWさん、RITOさん、SOLIさん、SAEさん、MITSUKIさん、NENEさんの6人組ユニット「ミームトーキョー」。 2019年に結成、2021年7月に現体制となり、8月にメジャーデビューを果たした、でんぱ組.incの妹分となる令和世代の女性アイドルグループです。個性豊かなメンバーが集結し、唯一無二の新しいスタイルを披露し続けて人気急上昇中! そんなミームトーキョーが、2024年6月26日にニューEP『MEMETIC WORLD』をリリースされたということで、グループを代表してSAEさんとNENEさんにお話をうかがいました。 ――まず自己紹介からお願いします。 SAE 赤色担当の最年長のSAEです。クリエイティブで熱いメンバーが多いなか、冷静に一歩引いてグループを俯瞰的に見る役割だといえますね。165cmと身長が高いので、スタイルや立ち姿がきれいだと言っていただくこともあって、そこがチャームポイントだと思っています。 NENE オレンジ色担当NENEです。グループのなかでも物怖じせず、やりたいことをどんどん発言する役割かなと。やりたいことがないなら作ればいいじゃん! と、曲を作ることも。チャームポイントは、顔の真んなかにあるホクロです。 ――小さい頃に憧れていたアイドルと、2021年からミームトーキョーに加入されたおふたりの加入のきっかけも教えてください。 SAE 人生で最初に好きになったアイドルはAKB48です。なかでも松井玲奈さんが初めての推しで、そこからずっとアイドルが好きで、自分自身でもアイドルを目指すようになりました。その頃、当時から好きだった(アイドルグループの)「バンドじゃないもん!」や、結成したばかりのミームトーキョーが所属する事務所DSPMのオーディションを受けたところ、奇跡的にミームトーキョーのメンバーに選んでいただき、加入することになりました。 NENE 小さい頃に憧れていたのは、(ディズニー・チャンネルの海外ドラマ)『ハンナ・モンタナ』の主役ハンナ・モンタナです。普通の女の子がウィッグをつけると全米のスーパースターになるお話なのですが、そのキラキラなスタイルに憧れて、彼女の唯一無二なところに惹かれました。 ミームトーキョーに加入する前は、ソロでシンガーソングライター、フィメールラッパーというスタイルで活動していたんです。そのときにミームトーキョーのプロデューサーのもふくさんからインスタのDMにメッセージをいただいて。メジャーデビューのお話があったので、これは親孝行のチャンスだと思って、ミームトーキョーに加入しました。 ――2021年8月にシングル「THE STRUGGLE IS REAL」でメジャーデビューされました。現在、デビューから4年目となりますが、当時と現在で心境の違いや変化はありますか? SAE デビュー当時は私も加入したばかりで、アイドルとして右も左もわからず、正直なところメジャーデビューの実感もありませんでした。でも、これまで3年間活動をして何作もリリースさせていただき、自分でも作詞やスタイリングに挑戦するなかで、だんだんとミームトーキョーの作品や歴史の一部になれてきている感覚が持てるようになりましたね。 NENE 私は「やるなら徹底的にやる!」がモットーなので、デビューのときから精一杯できることをしてきました。ただ、振り返ると、当時は少し勘違いしていたところがあったなと。自分さえ良ければいい、自分ががんばればどうにかなる、と思っていたんです。でも、グループ活動はひとりで行うものではないので、そんなわけはないんですよね。いまはみんなに「丸くなったね」と言われるくらい、自分の役割を合理的に考えて、ちゃんとコミュニケーションを取ることで、「みんなで一緒に上がっていこう!」という思いに変わりました。