特集「キャッチ」社会人ラグビー「ルリーロ福岡」最高峰リーグワン参入決定で代表走る!15人の選手も加入 新たなステージへ
島川さんは久留米市のアーケード街を訪れました。 ■島川さん 「ラグビーチーム、ルリーロ福岡の島川です。よろしくお願いします。」 これまでは地域リーグに参加し、福岡県内を中心に試合を重ねてきたルリーロ。リーグワンに参入すれば全国各地への遠征費も増えることになり、年間の運営費はこれまでの4倍にあたる、およそ3億円に上る見通しです。 それでも、代表自らが汗をかき、多くの個人やパートナー企業に支援を仰ぐ理由は。 ■島川さん 「1社の大きな支援があるというのは、今回、福岡も大きな企業がチームを廃部や休部することがあったので、それを考えるとある意味恵まれていたんだろうけど、同時にリスクでもあったと思う。ルリーロの場合は、広く支援してもらうことでリスク自体を分散する状態をつくっているし、広く応援してくれる地域の方々が集まっていくモデルになっている。」
選手たちもこの2年、ルリーロを支えてくれる地域のために力を尽くしてきました。 うきは市の高木市長は、ある場面での選手の活躍が忘れられないといいます。
■うきは市・高木典雄市長 「去年7月10日に記録的な大雨でうきは市も甚大な被害が発生したが、ある集落で水路にたまった土砂を重機ではなかなか撤去できなくて、それを皆さんが短時間にやり遂げてくれた。地元に足をつけた活動をしていただいて、我々にはなくてはならない存在。」
5月1日、福岡市で島川さんが話していたのは、東京で不動産業などを営む男性です。 ■島川さん 「ネイビーと黄色で目立ちそう。めっちゃいいじゃないですか。」 ■ジャパン・プロパティーズ CEO・高 将司さん(39) 「いいですよね。それがいいかなって。」 島川さんの思いに賛同して新たにルリーロを支援することになり、ユニフォームの胸に会社のロゴマークを入れるトップスポンサーとなりました。 ■高さん 「ラグビーはほとんどが大企業(の運営)。そこに立ち向かっていくというストーリー性があって、すごくいい。僕もスポーツをやっていたので、スポーツで地方創生していく新しいモデルだと思うし、そこに賛同した。」