万博で魅力発信、カイロス打ち上げ成功へ期待も… 和歌山県経済団体連合会新春賀礼会
和歌山県内の経済5団体でつくる県経済団体連合会の新春賀礼会が8日、和歌山市内のホテルで開かれた。各団体会員企業の経営者らを中心に約400人が出席し、新年のあいさつを交わしたり、今年の県内経済の発展を共に願ったりした。 5団体は、県中小企業団体中央会▽県商工会議所連合会▽県経営者協会▽和歌山経済同友会▽県商工会連合会。各団体会員のほか、岸本周平知事、県選出の国会議員らも出席した。 主催者を代表してあいさつした県商工会連合会の植田英明会長は、県内の中小企業や小規模事業者が原材料費高騰、人件費増加などで依然厳しい経営環境にある現状を挙げ、「今こそ経済5団体は個々の事業者に寄り添い、きめ細やかな支援を行う伴走者として、これまで以上に重大な役割を担っていきたい」などと抱負を述べた。 また、4月に開幕する2025年大阪・関西万博で和歌山の魅力発信のため県などと連携してプロジェクトを展開することや、串本町での民間ロケット「カイロス」の打ち上げ成功への期待などにも言及した。