【SVリーグ開幕直前インタビュー】東京グレートベアーズ 古賀太一郎「プレーオフに進出して、今年こそファンと共に喜びを分かち合いたい」
10月11日(金)、バレーボールの新リーグ「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」が開幕を告げる。SNSを積極的に活用するなど、独自のプロモーションスタイルで多くの集客を成功させる東京グレートベアーズ。昨季はリーグ7位と不本意な成績ながら、パリ五輪日本代表の深津旭弘や、元日本代表の柳田将洋ら実力者を揃えて新リーグ元年に挑む。なにより、彼らを後押しするファンの存在は最大の戦力であるに違いない。 深津旭弘 選手(東京グレートベアーズ)インタビュー
キャプテンの古賀が「去年のプレーオフに届かなかった悔しさをチーム全員で共有している」と話すように、チームには雪辱を果たす気概に満ちている。開幕戦ではウルフドッグス名古屋と激突。生まれ変わったリーグで目標とするプレーオフ進出、そしてその先を目指す東京グレートベアーズの挑戦から目が離せない。
◆深津旭弘(No.3 /セッター)
ーーパリ五輪を終えて
五輪に懸けて頑張ってきましたし、自分たちの目標には届きませんでしたが、今の日本のバレーの集大成というものは見せられたんじゃないかなと思っています。負けた悔しさとか、何が足りなかったのかはまた探さないといけないと思いますし、そういった意味でも自分はこのリーグでしっかりとプレーして、また自分の成長だとか、日本のバレーボールの成長に繋がっていけばいいかなとは思っています。
ーー世界一を目指す上での新リーグの役割
外国籍選手枠も増えて、レベルは上がってくると思います。外国籍選手枠が広がった分、試合に出られる日本人選手の枠は熾烈な争いになると思いますので、そういった意味でも、日々の練習から本当にレベルの高いものを出さないと試合にも出られないという状況になると思います。試合で対戦しながらレベルアップしていくことはもちろんですが、日々のトレーニングからレベルアップしていかなければいけません。
ーー新リーグ開幕を控えた心境
本当に楽しみですし、応援してくれている人がいるからこそ、このリーグは成り立っていると思うので、自分たちのプレーを見て「バレーボール、楽しかったな」と感じてもらったり、自分が応援しているチームが勝って、高揚感で胸を張って帰ってもらえたらいいなと思います。またその逆で、試合に敗れて、本当に悔しい気持ちを僕らと一緒に持ち帰ってもらうことがバレーボールの発展に繋がると思うので、そういう熱を自分達がコートに出して、それがどんどん広がっていったらいいなと思います。