【富士山女子駅伝】全日本学生選抜・小川陽香が1区区間賞「少しでも早く渡そうと思っていた」
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝=30日、富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場、7区間43・4キロ)の1区(4・1キロ)で全日本大学選抜の小川陽香(2年=立教大)が圧巻の走りを披露した。 9月の日本学生陸上競技対校選手権(日本インカレ)の1万メートル覇者が富士の地で躍動だ。春先に左ヒザを痛めて約1か月ほど走れない時期があったが、野田真理耶(2年=大東文化大)らライバルの存在に刺激を受けて復調。この日のレースは優勝候補の立命館大などを序盤から引き離し、ロングスパートをかけて2区へタスキをつないだ。タイムは12分42秒(速報値)の区間タイ記録で区間賞を獲得した。 レース後には「タイムは意識せずに、少しでも(2区に)早く渡そうと思っていたので、結果に結びついてよかった」と笑みを浮かべ、独走劇については「全日本の監督から『最初からいってみろ』と言われたので、うまくいってよかった」と振り返った。 この走りには多くの陸上ファンが反応。「立教小川はさすがの走り」「小川選手が大逃げでトップでタスキを渡した。思い切ったロングスパートだった」「富士山女子駅伝、全日本大学選抜小川さん速かった~!」などの声が上がっている。
東スポWEB