キャンプで重要となる若手野手の見極め【立浪和義の超野球論】
ケガをしないように
1月14日、落合コーチ、大塚コーチ[写真]が球団と正式契約
1月13日、ナゴヤ球場でドラゴンズの新人合同自主トレがスタートしました。私も初日に、短い時間だけですが、視察をしています。皆、体をしっかりつくってきているなと頼もしく感じました。ドラフト1位のブライト健太選手がいきなり自己紹介してきたときは、「去年、何度も会ってるだろ」と答え、笑ってしまいましたが、皆、性格も素直で、あらためて楽しみな選手たちがドラゴンズに入ってきてくれたなと思いました。 彼らに話したのは「ケガに気をつけるように」ということです。新人ですから首脳陣にアピールしたいのは分かります。新しい環境の中、どうしても張り切って飛ばしてしまいがちですが、アマチュアとプロでは練習の質も量もまったく違います。特にキャンプは1カ月の長丁場ですから、疲労がたまり思わぬケガをしてしまうこともよくありますが、この時期のケガでスタートを棒に振ってしまったらあまりにもったいないと思います。 過保護にするつもりはありません。キャンプが始まれば新人も10年選手も同じです。ケガをしないような軽いメニューをつくるつもりはありませんし、手を抜きながらやれという意味でもありません。ただ・・・
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週刊ベースボール