【4つの運転支援機能を初採用】 EV×SUV「600e」登場 フィアットに1年半振りのニューモデル
新型EVである「600e」
フィアットは新型EVである「600e」の発売を、メーカー希望小売価格(税込)585万円にて開始した。 【写真】フィアットの新型「600e」を写真でみる (70枚) フィアット・ブランドのラインナップに、1年半ぶりに加わる新モデル「600」の電気自動車「600e」は、アイコニックなイタリアンデザインに快適性、革新性、テクノロジーを詰め込んだ、100%BEVのコンパクトSUVだと同社は述べている。 「600e」の最大の特徴は、1955年に発売した初代「600」や「500e」からインスピレーションを得たデザインを随所に散りばめた点で、フィアット・ブランドとして初めて、下記4つの運転支援機能を装備した点も特徴となる。 ■フィアット・ブランド初採用の運転支援機能 ◆レーンポジションアシスト 任意の位置を設定しステアリングを握ることで、その位置を維持するレーンポジションアシスト機能を搭載。運転時のステアリングをサポートする。 ◆アクティブランバーサポート 運転席にシートマッサージ機能を搭載。ドライバーの疲労を軽減する。 ◆ハンズフリーパワーリフトゲート リアバンパー付近に足を入れると、トランクゲートが開く機能を搭載。手が荷物でふさがっている状態での積載をサポートする。 ◆キーレスエントリー(プロキシミティセンサー付) 車のロックを車両周囲1メートルから遠ざかると自動施錠、車両周囲3メートル以内に接近すると自動解錠。ドライバーのシームレスな乗り降りを実現する。
新型「600e」の特徴
■エクステリア 初代「600」および「500e」のデザインアクセントを継承した、丸みのあるフォルムやLEDライトを装備。グロスブラックのアクセントを随所に採用し、18インチダイヤモンドカットアルミホイールとともに精悍さを際立たせている。 ■インテリア アイボリーカラーを基調としたインテリアには、丸形のメータークラスターや、2スポークステアリングホイールなど、初代「600」からのインスピレーションが散りばめられている。 シートには、アイボリーカラーのエコレザーシートを採用し、フィアットロゴのエンボスおよびターコイズブルーのステッチをアクセントとして追加し、ラゲッジルームは、360Lの容量を備え、後部座席を倒した状態で、最大1231Lの積載が可能となる。 ■パワートレイン 54kWhのバッテリーを装備し、一充電航続距離(WLTCモード)は493km。普通充電および急速充電に対応。 ■ボディカラー フィアット・ブランドとして新色の「サンセット・オレンジ」/「スカイ・ブルー」、人気の「ホワイト」の3色。 ■アクセサリーパーツ 「600e」の発売に合わせて、デザインアクセントとして使える、純正アクセサリーパーツを発売。 ・フロントロゴ(ホワイト) ・リアロゴ(ホワイト) ・ミラーカバー(ホワイト) ・プレミアムフロアマット(600ロゴ付き) ・ドアシルスカッフプレート ・カーゴトレー ・デジタルルームミラー(ドライブレコーダー付き) ・ETCセット(フィアット・ロゴ付き) また発表を記念し、「フィアット・チャオ600eフェスタ」と題したまるごとイタリアンな14日間のイベントも開催され、詳しくは特別サイトにて公開されている。 ・実施期間:9月10日~23日 ・開催時間:10:00~18:00 ・開催場所: 東京・二子玉川ライズ ガレリア ・週末イベント(9/14~16):フィアット・ピクニック・デイズ ・週末イベント(9/21~23):600e特別試乗会
AUTOCAR JAPAN(執筆)