元監督のランパード氏、チェルシーの好転を実感「精神的な転換点」
チェルシーOBで元イングランド代表MFのフランク・ランパード氏は、今シーズンより就任したエンツォ・マレスカ監督の下でチェルシーの流れが好転し始めていると考えている。イギリス『Mirror』がコメントを伝えている。 【動画|N・ジャクソンの同点弾!】 リヴァプール相手にシーズン5点目を挙げる ここ数年のチェルシーは、グレアム・ポッター氏、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を歴任してきたが、不安定な戦いが続いた。しかし今シーズンは、レスターをプレミアリーグ昇格に導いたマレスカ新監督の下、スタイルが浸透しつつあり、状況が変わり始めている。 クラブのレジェンドで監督も務めたランパード氏も、チェルシーが正しい方向に進んでいると感じているようで、次のように語った。 「この2年間、スタンフォード・ブリッジで試合を観戦してきたが、違う感覚や変化を感じている。ファンは過去15年、20年に渡り、チームが定期的に勝利するのを見慣れていたが、それができずにストレスが溜まっていた」 「しかし今、私たちは精神的な転換点を迎えていると思う。クラブのサポート、前向きな雰囲気と言葉があり、良い方向に向かっていると思う」 加えてランパードは今節行われたリヴァプール vs チェルシー戦についても触れた。チェルシーはニコラス・ジャクソンのゴールで同点に追いついたものの、3分後に勝ち越しを許し、1-2と敗戦を喫した。 「リヴァプールのような実力のチームがベストではなかったにもかかわらず、試合で良いプレーをして、何も得られなかった時はいつもがっかりするものだ」 「試合の流れを変える選手、特にコール・パーマーが実際に活躍したと言える瞬間もなかった。ピッチで少しだけでも優位に立てることができなかったように思える。なぜなら、あのようなプレーをしていれば、少なくとも何かは得られるからだ」
SPOTV NEWS