【ハイライト動画あり】7連覇を目指す東海大学が昇格組の関東学院大学に勝利。ともに課題と収穫の出たゲームに。ラグビー関東大学リーグ戦
ラグビー関東大学リーグ戦が開幕。9月8日(日)は前人未踏の7連覇を目指す王者・東海大学が神奈川・小田原市城山陸上競技場で、昇格組の関東学院大学の挑戦を受けた。 【ハイライト動画】関東学院大学 vs. 東海大学|王者・東海大学が9トライで勝利
関東学院大学は、昨シーズンは2部で戦っていたため、両者の対戦は2年ぶり。なお、2021年は東海大学が57-5、2022年は74-7で勝利していた。
東海大学はFL(フランカー)汐月佑心と、CTB(センター)近藤翔耶(ともに4年)の共同キャプテン2人が先発。他にもHO(フッカー)下江康輔(4年)、1年生SO(スタンドオフ)浦本明惟(松山聖陵)、昨年の「ベスト15」に選ばれた南アフリカ出身FB(フルバック)コンラッド・セブンスター(2年)がスターターに名を連ねた。控えにも1年のHO川村航平(茗溪学園)が入った。
関東学院大学は共同キャプテンのFL内川朝陽(4年)はベンチ外となったが、FL由比藤聖(4年)が7番を背負った。昨年2部の「ベスト15」だった、FLティポアイールーテル ラリー(3年)、FB安藤悠樹(3年)、1年のSO浅場博登(朝明)が先発。ベンチには1年のSO山川誠人(鹿児島実業)らが入った。
9月に入ったが真夏の日差しの中、午後3:00に東海大学ボールでキックオフされた。序盤、東海大学はボールをキープして攻め続けるが、関東学院大学もチームで守り続けて得点を許さなかった。
しかし、「今年は覚悟を決めてやっている」と木村李由監督が話す通りスクラム、ラインアウトといったセットプレーで強みを見せる東海大学が、徐々にペースを掴む。
前半10分、ゴール前のモールから、NO8(ナンバーエイト)大森光(4年)が押さえてトライ。さらに21分にはゴール前のスクラムを押し込んでペナルティトライを得て、14-0で東海大学がリードを広げた。
しかし、関東学院大学も反撃。24分、FLラリーの力強いランなどで相手ゴール前に攻め込み、PR(プロップ)高田凱斗(3年)が右中間にねじ込んで7点差とした。