首位追走の広島が30年ぶりリーグ戦6連勝! キャプテン退場の柏に2-0で完封勝ち
[8.25 J1第28節 広島 2-0 柏 Eピース] J1第28節が25日に開催され、2位サンフレッチェ広島はホームで15位柏レイソルに2-0で勝利した。首位FC町田ゼルビアを追いかける中、1994年以来30年ぶりのリーグ戦6連勝を達成。柏は3試合ぶりの黒星を喫した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 立ち上がりは柏がチャンスを作り出したが、広島も攻撃シーンを増やすと、前半31分に決定機を創出。右サイドのMF新井直人が中央へ斜めのパスを送り、MF満田誠がワンタッチで裏へ流す。ペナルティエリア中央にMF松本泰志が飛び出し、GK松本健太と交錯する直前に右足で合わせるも、浮かせたシュートは戻ったDF片山瑛一にゴールライン手前でクリアされた。 それでも広島は前半38分にスコアを動かす。カウンターからFW加藤陸次樹が巧みなポストプレーを見せ、右サイドに展開。フリーでボールを受けた新井がドリブルで前進し、その内側のレーンをDF中野就斗が猛烈なスプリントで攻め上がる。新井のパスはMFマテウス・サヴィオと中野に当たるが、ペナルティエリア右に入っていた中野が自らこぼれ球に反応。右足で豪快にゴール左へ突き刺し、今季4得点目を挙げた。 後半20分にはMF東俊希、DF佐々木翔、松本泰のトライアングルで左サイドを崩し、ボックス内の左に抜け出した松本泰が左足で折り返す。このボールがニアのDF犬飼智也のオウンゴールを誘い、2-0とした。その2分後には、東が速攻からペナルティエリア左に持ち込み、左足で強烈なシュート。しかし、左ポストを直撃を直撃した。 対する柏は後半38分、主将DF古賀太陽が入れ替わられそうになった加藤を倒してレッドカードを受け、数的不利に陥る。10人となった後も広島にペースを握られ続け、0-2でタイムアップを迎えた。