今年一番アツい「日本車」はどれだ!? 24年度上半期ランキングに見るこの冬オススメの5台
新登場のe-POWER+e-4ORCEが冬にぴったりのセレナ(7位)
3列シートを備えた5ナンバークラスのミニバンである、日産「セレナ」。 同クラスで最も車内空間が広く、一定状況下でハンズオフ走行もできる「プロパイロット2.0」を備え、バックドアの上半分だけ開けられるなど使い勝手がよく、車酔いもしにくい、などさまざまなメリットが多くの人々を魅了したようだ。 その中でおすすめなのが、2024年10月に追加された「e-4ORCE」を搭載するe-POWER車。e-4ORCEとは同社のエクストレイルにも搭載されている4WD技術で、モーターで後輪を制御するのが大きな特徴だ。 同社のノートも後輪をモーターで制御するが、それよりもモーターの出力がより大きい。つまり、ミニバンなのにSUVのごとく後輪を積極的に制御してくれるのがミソ。悪路に強いミニバンなのだ。
2WDのe-POWER車より最低地上高は15mm高いとはいえ、150mmだからエクストレイル(185mm)には届かないが、それでも轍のあるような雪道を走る際などは安心感が高い。 よく家族や友達と雪遊びに行く人は、ぜひ選択肢に加えてほしい。
5人乗り仕様はアウトドア派に使い勝手抜群なフリード(6位)
現行型は今年6月に登場したから、上半期ランキングでここまで食い込んだのは、モデル末期でも旧型がそれだけ魅力的だったってこと。それ以上に魅力が増している現行型フリードは、やはり見逃せない一台だ。 中でもクロスターの5人乗り仕様車は、アウトドア派ならチェックしておきたいモデル。広いラゲッジを上下に分ける専用ボードが備わり、濡れ物だって放り込んでおけるし、2列目シートを畳めばフルフラットでだだっ広い空間を作ることもできる。 ネットやロープ等を使って車内をアレンジすることも簡単だ。
さらにハイブリッドも選べるから、ランニングコストも抑えられる。使い勝手が抜群で、両側スライドドア&広々車内の何かと優秀なミニバンだ。
実は最低地上高の高いクロスオーバーモデルもあるノート(4位)
エンジンで発電してモーターで走るe-POWERを搭載する日産「ノート」。 電気自動車のような力強い加速感や、街乗りしやすいサイズ、低燃費などが好評で、上半期の販売台数では堂々の4位に食い込んだ。 その中に、実は雪遊びに適したグレードがある。それが「オーテック クロスオーバー」だ。他のノートよりも最低地上高が25mm上げられているので、雪道でも走りやすい。