「石井寛子さんのような選手になりたい」19歳の新人ガールズレーサーが地元バンクで本格デビュー/高松競輪
高松競輪場の「屋島杯(F1)」が30日に開幕する。7Rのガールズ予選1に出走予定の田野口佳奈(19歳・香川=126期)に話を聞いた。 ーー田野口選手の持ち味は? 田野口:ダッシュ力です。それを活かした走りができれば。 ーー今の課題は? 田野口:長い距離ですね。練習して強化しないと。 ーー田野口選手は本デビューが地元です。今回の目標は? 田野口:決勝に乗れるように頑張ります! ーー選手を目指したきっかけってありますか? 田野口:中2の時に高松競輪場に見に来ていたんです。その時にガールズ選手が走っているのを見てカッコイイって思って。荒牧聖未さんのレースを見て私もやりたいって思いました。 ーーまだ荒牧選手には会った事ないですよね? 田野口:まだないです。会ったら伝えたいです。 ーーじゃあ目標とする選手は荒牧選手? 田野口:そこは…(笑)。目標にしたいのは東京の石井寛子さん。位置を取って捲ったり、差したり。私もあんな選手になりたいんです。 ガールズケイリンを生で見て憧れて選手になった田野口。学生時代は空手で心身を鍛えていたそうだ。自転車経験の浅い田野口はまだまだ伸びしろがある。まずは地元での決勝進出、1着取りに期待したい。(アオケイ・梅田記者)