30歳代夫婦で「高所得貧乏」予備軍!? 30歳代・二人以上世帯の貯蓄額の実態とは
現役で働く期間が長い「30歳代」こそ計画的に貯蓄しよう
確実に貯蓄を増やす方法のひとつが「先取り貯金」。 毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活する方法です。 「先取り貯金」にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。 2024年は新NISAスタートの年。貯蓄の一部に、新NISA制度を利用して積立投資をはじめるのも選択肢の一つとなるでしょう。資産運用には元本割れのリスクがあるので、事前の情報収集や勉強が重要となります。 現役で働く期間の長い30歳代であれば、長期的に積み立てる計画も可能です。 これを機に、自分の働き方や家庭全体のライフプランにあった貯蓄方法を考えてみてはいかがでしょうか。 ●【ご参考】30歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:23.9% ・100万円未満:13.4% ・100~200万円未満:10.3% ・200~300万円未満:6.9% ・300~400万円未満:6.3% ・400~500万円未満:3.5% ・500~700万円未満:9.4% ・700~1000万円未満:7.3% ・1000~1500万円未満:6.6% ・1500~2000万円未満:3.5% ・2000~3000万円未満:3.9% ・3000万円以上:2.2%
参考資料
・総務省「2020年基準 消費者物価指数全国 2023年(令和5年)12月分及び2023年(令和5年)平均」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」
荒井 麻友子