“監督”は清原氏 日米トライアウト会見(全文1)本当に感謝の気持ちしかない
WorldTryoutの監督は清原氏
そして今回WorldTryoutの監督の務めていただくのが清原さんです。清原さんには投手とバッターの緊張感ある対戦を演出していただきたいと考えております。そしてNPBで通用する選手の評価を審査員としてグラウンドレベルで見ていただきたいと考えています。外国人選手ともしのぎを削ってこられた清原さんならではの視点でWorldTryoutを演出していただけるものと思っております。 司会:田中さん、ありがとうございました。それではステージ上、転換させていただきます。少々お待ちください。 よろしいでしょうか、ありがとうございます。お待たせいたしました。それではWorldTryout2019の監督を務めていただきます清原和博さんをお呼びしたいと思います。清原和博さんです。よろしくお願いいたします。それでは加治佐社長、田中さんもどうぞステージにご登壇ください。それではあらためまして清原さん、本日お忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 ではここからは清原さん、加治佐社長、田中さんに今年初開催となるWorldTryoutにつきましてお話を伺ってまいりたいと思います。まずは加治佐社長、清原さんを監督としてオファーした理由をお聞かせいただけますでしょうか。
清原氏は理念に最もマッチ
加治佐:清原さんを今回オファーさせていただいた理由としましては2つありまして、1つ目は弊社、今年初めて行いますWorldTryoutというものを行うに当たって、弊社の理念に最もマッチしているお方だと考えました。WorldTryoutっていうのは選手であっても監督であっても挫折しても、それをはい上がって勇気を持って再チャレンジするといったところにファンは感動して応援するということを考えておりますので、清原さんを起用するに至りました。 もう1つはWorldTryoutは新しいチャレンジを行っております。それは先ほど言いましたけども、日本人は海外に、海外選手が日本にというワールドワイドなスポーツのオーディションのプラットフォームをつくろうとしております。そこで現役時代、清原さんは伊良部選手、野茂選手、佐々木選手、そして松坂選手といった大投手と名勝負を繰り広げることによって彼らはメジャーで活躍したといったところ、ある意味、清原さんとの名勝負、真剣勝負によってピッチャーを世界に送り出したといったようなイメージがありまして、そのイメージとWorldTryoutがプラットフォームとして、世界に羽ばたくといったところのプラットフォームの可能性というものを清原さんに発信していただきたくてオファーさせていただいたというのが2つ目の理由になります。 司会:ありがとうございます。清原さん、このオファーがあったときどんなお気持ちでしたでしょうか。 清原:いや本当、正直、驚きました。自分はまだ執行猶予中の身ですし、このような大役を、そして野球に携わることができることを本当に感謝しながら、正直、本当に感謝の気持ちしかないです。 【書き起こし】“監督”は清原氏 日米トライアウト会見 全文2に続く