【香港マイル】日本馬最先着はソウルラッシュの2着「外枠のぶん、厳しかった」池江調教師 日本勢の5年ぶりV逃す
◆第34回香港マイル・G1(12月8日、シャティン競馬場・芝1600メートル) 出走馬中レーティング最上位だったソウルラッシュ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は追い上げ届かず2着、国内マイルG1・2勝のジャンタルマンタル(牡3歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)は好位で進めたが、13着に沈んだ。01年エイシンプレストン、05年ハットトリック、15年モーリス、19年アドマイヤマーズに続く5年ぶり5度目となる日本調教馬の勝利はならなかった。 【データで見る】ソウルラッシュの血統、戦績 勝ったのは地元・香港のヴォイッジバブル(セン6歳、イウ厩舎、父ディープフィールド)だった。今春の安田記念で来日して17着に大敗していたが、前哨戦Vに続くジェームズ・マクドナルド騎手の手綱で昨年2着のリベンジを果たした。 池江泰寿調教師(ソウルラッシュ=2着)「良く頑張ったと思います。スタートも良かったですが、ちょっと外枠の分、厳しかったかなという印象です。ただ、最後はすごい脚を使って伸びてきたと思っています」 高野友和調教師(ジャンタルマンタル=13着)「結果は少し残念です。仕上がりは良いと思ったのですが、結果的には間隔が空いていて、トップオブトップのレースとなると少し足りていなかったかもしれません。それだけが敗因では無いかもしれないので、また改めて探っていきます。」 川田将雅騎手(ジャンタルマンタル=13着)「勝った馬の真横でいいリズムで運ぶことができていたのですが、4コーナーからかなり強めの接触に巻き込まれる形になったので、残念なレースになってしまいました」
報知新聞社