本場・中国でパンダ人気が再燃!彗星のごとく現れたトップアイドル「和花」がブームをけん引 競争社会の疲れを癒やし、愛国心も揺さぶる
習氏は2019年にロシアを訪れた際、モスクワの動物園で飼育されているパンダを視察した。同席したプーチン大統領は「パンダは中国のシンボルで、友好的な行動を高く評価している」と持ち上げた。 また、中国は安全保障やエネルギーの分野で中東諸国との関係強化を模索し、2022年10月、カタールにサッカーのワールドカップ(W杯)の大会記念の「贈り物」として、中東で初めてとなるパンダを2頭、15年間の契約で貸し出した。 日本へも1972年の国交正常化を契機にパンダの貸与が開始された。現在は国内で計9頭が暮らしているが、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り日中関係の溝は埋まらず、パンダ交流の継続に不透明感も漂っている。