スーパーフォーミュラ2024終了
そして忘れてならないことが…もう一つ。 今シーズンをもって一人のドライバーがトップフォーミュラから身を引いた。 山本尚貴選手。
2010年にデビュー。15年間で117戦、非選手権を含めて122戦に参戦。優勝9回。ポールポジション13回。ファステストラップ6回。鈴鹿の最終イベントの金曜日に行われた練習走行ではトップタイムをマークしてみせた。
第8戦は予選6番手、決勝7位。第9戦は予選9番手、決勝6位。両レースでポイントをゲットしている。トップドライバーであるパフォーマンスを披露して、コクピットを降りた。多くのファン、そして共に戦った山本選手の引退に対してドライバーたちが流した涙は、彼の15年間の勇姿を讃える涙だったのでしょう。
文:高橋 二朗
高橋 二朗