サカ2G1Aのアーセナルが欧州CLリーグフェーズ3位浮上! モナコは南野投入で反撃もミス響いて連敗
[12.11 欧州CLリーグフェーズ第6節 アーセナル 2-0 モナコ] UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は11日、リーグフェーズ第6節を各地で行い、DF冨安健洋所属のアーセナル(イングランド)がMF南野拓実所属のモナコ(フランス)に3-0で勝利した。FWブカヨ・サカが2ゴール1アシストで全得点に絡み、今大会4勝目でベスト16ストレートイン圏内の暫定3位に浮上。一方、モナコの南野は後半開始からの途中出場で流れを改善させたが、ゴールをもたらすには至らず、チームも欧州CLで連敗となった。 【写真】「可愛すぎ」「佐々木大樹のモノマネ?」乃木坂46五百城茉央さんがオフショット公開 最後のビッグチャンスはホームのアーセナル。前半27分、DFヤクブ・キビオルのロングフィードにFWガブリエル・ジェズスが抜け出し、GKと1対1のビッグチャンスを迎える。だが、右足シュートはGKラドスワフ・マイェツキがスーパーセーブ。同28分にもMFガブリエル・マルティネッリのボール奪取からカウンター攻撃を見せ、縦パスを受けたジェズスが狙ったが、これもマイェツキに阻まれた。 それでも前半34分、アーセナルが先に試合を動かした。欧州CL初先発の18歳DFマイルス・ルイス・スケリーが高い位置でMFマグネス・アクリウシェをかわし、スルーパスを送ると、うまく左に流れていたジェズスが折り返し、ゴール前に鋭いクロスを配球。ファーサイドに走り込んだFWブカヨ・サカが冷静にゴールマウスに押し込んだ。 1点リードとしたアーセナルは前半38分、MFマルティン・ウーデゴーアがハイプレスでDFティロ・ケーラーからボールをかっさらい、ゴール前に独走を見せると、またしてもGKマイェツキと1対1のビッグチャンス。だが、左足シュートはわずかにゴールマウスの右へ。決定機を活かせない嫌な流れで1-0のままハーフタイムを迎えた。 厳しい展開のモナコは後半開始時、南野をMFスングトゥ・マガサに代わって投入。MF エリース・ベン・セギルが4-3-3のインサイドハーフに回り、南野は左サイドハーフに入った。その後はモナコが押し込む時間帯が増え、右SBのDFバンデルソンが高い位置を取りながら攻撃を展開。南野がFWブレール・エンボロへのトリッキーな浮き球パスでチャンスメイクを試みる場面もあった。 その後も一進一退の攻防が続く中、モナコは後半17分、DFカイオ・エンヒキが左の高い位置を取ると、折り返しのパスに南野が反応するも、ダイレクトシュートはGKダビド・ラヤの正面。さらに同20分、南野が高い位置で相手のビルドアップを阻み、そのままゴール前にうまく縦パスを入れると、エンボロが振り向きざまに狙ったが、惜しくも枠を外れた。 すると後半33分、モナコのミスからアーセナルが追加点を奪った。モナコはケーラーとDFモハメド・サリスのパス交換からGKにバックパスを戻すと、これを途中出場FWカイ・ハバーツに詰められ、マイェツキのパスがサカの足元へ。サカはそのまま無人のゴールに左足で突き刺し、この日2ゴール目となった。 なおも攻めるアーセナルは後半43分、FKのクイックリスタートから左サイドをFWレアンドロ・トロサールが抜け出し、クロスを配球。MFミケル・メリノがつないだボールがファーサイドに流れ、これをサカが折り返すと、最後はハバーツが決めて3-0となった。そのまま試合はタイムアップ。アーセナルが今大会の戦績を4勝1分1敗とし、暫定3位に浮上した。