ISOFIXのチャイルドシートも載せられる! ハイエースワゴンベースの10人乗りキャンピングカーがマジ使える
2024年7月13日(土)~14日(日)の2日間、埼玉スタジアム2002で開催された「関東キャンピングカー商談会 in 埼玉スタジアム」には、数多くのキャンピングカビルダーや販売店が出展しました。会場には、普段なかなかお目にかかることのできないキャンピングカーを見ようと、多くの来場者で賑わっていました。 【写真】ハイエースベースのキャンピングカーのインテリアを見る(全16枚)
扱いやすいワイドボディミドルルーフのRELAX WAGON
長野のキャンピングカービルダーである「かーいんてりあ高橋」が出展した車両は、10人乗車できるトヨタ・ハイエースワゴンGL(ワイドボディ・ミドルルーフ)をベースに、リラックスワゴンのネーミングの通り、快適に車中泊旅ができる居住性と快適さを兼ね備えています。 さまざまなタイプがあるリラックスワゴンシリーズですが、その魅力は3ナンバー10人乗り仕様であり、普通自動車免許で運転できるほか、快適な乗車&就寝ができて、荷物もばっちり積める多目的ワゴンのキャンピングカーとして日常使いから長期のキャンピングカー旅まで、変幻自在の室内レイアウトを実現したのが「RELAX WAGON Type10」です。
広大なベッド空間と自転車などの積載もOK
シートレイアウトは、運転席・助手席の1列目シート/2名乗車の2列目シート/2名乗車の横座り3列目シート/4名乗車の4列目シートをフルに使うことで、乗車定員10名を叶えてくれます。日常使いでは大人数で乗車できるワゴンとして使うことができると同時に、シートアレンジすることで広大なフルフラットベッド(全長1700mm×全幅1700mm)や4列目シートの片側を跳ね上げることで、自転車の積載も可能です。
あえての3ナンバー仕様という選択肢もあり
キャンピングカーといえば、調理台やシンクなどが必須装備のように思われていますが、これらを備えることで居住性をスポイルしてしまうこともあります。そこでリラックスワゴンでは、その他の標準装備を充実させることで快適性を大幅に高めることが可能です。 標準装備の内容は、天井及びサイド断熱材/重歩行クッションフロア/背もたれ付き二の字型ソファーベッド/後部シート張替え一式/遮光カーテン/天井パネルLED照明/LEDダウンライト/間接照明/USB+12Vシガーソケット/100Vコンセント/ボルトメーター/CTEKサブバッテリー昇圧走行充電システム/インバーター350W/シングルサブバッテリー105Ah/脱着式テーブル/バックドアハンガーパイプが用意されます。もちろん、オプション装備から200Ahのリチウムイオンバッテリーなども選べるので、必要に応じてオーダーすることが可能です。 また、小さなお子さま連れの家族にとってうれしいのは、ワゴンGLのセカンドシート(右側)にはISOFIX対応のチャイルドシートを載せることができ、安心安全に移動することができるのです。
自社内製でフレキシブルな仕様に対応
かーいんてりあ高橋では、シート生地や寝具、電装系などを内製することでお客様のニーズに合わせたインテリアメイクが可能です。例えば、撮影車両のシート生地はライトグリーンを採用していますが、もちろん好みに合わせてほかのカラーも選ぶことができます。 なお、車両本体価格は468万円(税込514.8万円、2700ccガソリン・2WD)・496万円(税込545.6万円、ガソリン2700cc・4WD)~となっています。
ソトラバ編集部