スズキとトヨタ、深める提携 インドで生産の小型EVをトヨタに供給
スズキが開発し2025年春からインドで生産する電気自動車(EV)が、トヨタ自動車のブランドでも販売されることになった。両社が30日、OEM(相手先ブランドによる生産)供給で合意したと発表した。来春から順次売り出す。販売先の地域は今後、決める。 【写真】握手を交わすトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とスズキの鈴木修会長(肩書はいずれも当時)=2016年10月12日午後7時11分、東京都文京区、角野貴之撮影 スズキが供給するのは、SUV(スポーツ用多目的車)タイプの小型車。スズキとして初めて開発、販売するEVだ。これまで試作車を、インドや日本の自動車ショーなどで公開している。 EVの基幹部品や車台(プラットフォーム)は、スズキ、トヨタ、ダイハツ工業の3社で共同開発したものを使う。
朝日新聞社