明日10日にかけて近畿は京都市など市街地も積雪か 北部は積雪急増 交通障害に注意
この先に予想される降雪量
近畿地方では、11日午前中にかけて大雪となるでしょう。 特に、今夜から明日10日にかけては、兵庫県の北部・南部、京都府の北部、滋賀県の北部では、警報級の大雪となる恐れがあります。そのほかの地域でも、山沿いを中心に積雪が多くなる恐れがあり、平地でも雪の積もる所があるでしょう。 ●近畿地方の予想される24時間降雪量(多いところ) 9日午後6時から10日午後6時まで 北部 山地 60センチ 平地 30センチ 中部 山地 50センチ 平地 10センチ 南部 山地 20センチ 平地 1センチ その後、10日午後6時から11日午後6時まで(多いところ) 北部 山地 40センチ 平地 20センチ 中部 山地 30センチ 平地 10センチ 南部 山地 5センチ 平地 1センチ
慣れない雪道運転 注意点は
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。 2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。 雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。
日本気象協会 関西支社 下福 美香