2024年「ANDAM賞」に「クリストファー・エスバー」 BLACKPINKロゼらが審査
35周年を迎えた今年のANDAM賞は、ヴァカレロ「サンローラン」クリエイティブ・ディレクターが13人のゲスト審査員を選出。その一人に選ばれた「サンローラン」のアンバサダーを務めるBLACKPINKのロゼ(ROSE)は審査会で、「才能あふれるファッションデザイナーが集まる場に参加することができてとても光栄に思う。また同じクリエイターとして、彼らのストーリーを聞き、革新的なビジョンを目の当たりにすることに興奮している。彼らデザイナーたちが今後ファッション業界にもたらす目覚ましい貢献が楽しみだ」とコメントした。
ロゼの他に、モデルのアンニャ・ルービック(Anja Rubik)、アレック・ウェック(Alek Wek)、ベアトリス・ダル(Beatrice Dalle)、俳優のロッシ・デ・パルマ(Rossy de Palma)、ニールス・シュナイダー(Niels Schneider)、ヴィルジニー・エフィラ(Virginie Efira)、映画監督のギャスパー・ノエ(Gaspar Noe)、小説家のヴィルジニー・デパント(Virginie Despentes)、元「ヴォーグ・パリ(VOGUE PARIS)」編集長でスタイリストのエマニュエル・アルト(Emmanuelle Alt)、ジャーナリストのオーガスティン・トラペナード(Augustin Trapenard)が審査した。
ANDAMの創設者である、ナタリー・デュフール(Nathalie Dufour)=マネジング・ディレクターは、「この35年間はわれわれの独創性と決断力の証である」と話し、賞に関わるエコシステムや増え続ける企業や団体のサポートに感謝した。また「国境を越えたつながりこそ、新たな才能と可能性を見出すことを確信している」と語った。
ANDAMは1989年に、フランスの文化省と国内のファッション産業の発展を促進する組織であるDEFI(フランス服飾開発推進委員会)の支援を受けてスタート。新進ブランドの登竜門の一つであり、バレンシアガ(BALENCIAGA)やシャネル(CHANEL)、クロエ(CHLOE)、エルメス(HERMES)、サンローラン、ケリング(KERING)、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、OTB、ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)、メタ(META)、グーグル(GOOGLE)など、多数のブランドや企業がスポンサーとなっている。