橋下徹氏「斎藤元彦氏は立派にやってる」兵庫県議会と融和姿勢を評価「僕ならボロクソ言ってる」一方「権力者として資格なし」指摘も
橋下徹元大阪府知事が20日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。兵庫県知事選で出直し当選した斎藤元彦氏について、言及した。 【写真】大勢の県庁職員に出迎えられた斎藤知事 でも背後では誰も笑ってない 斎藤氏は19日に初登庁し、20日には県議会の各会派に挨拶回りをした。全会一致で不信任したアンチ斎藤にも融和姿勢を見せた。 橋下氏は映像を見て、「告発者に対する対応としては、権力としてあってはならない。権力者としての資格なしと思います」と前置き。「今の色んな態度、振る舞いを見て、立派にやってるなと思います。僕が斎藤さんの立場だったら、議会に返り咲いたら議会をボロクソ言ってます」と斎藤氏の穏やかな対応を評価した。 その上で、争点は「県庁内部に対しての斎藤さんの態度、振る舞い」と指摘し、対外的な有権者に対しては一貫して、温和な振る舞いをしており、そこへの評価で、支持が集まった。しかし、「県庁内部の話となると、有権者には見えていない、姿があるのかも分からない。事実は確定していないが」と述べた。 橋下氏はさらに、県議会に対しても注文が。ウエルカムムードが漂ったが、橋下氏は「民意で吹き飛ばすことはできない問題を斎藤さんに突きつけていた。民意とは関係ない部分では百条委員会などで、斎藤さんにしっかり、解明していかなければならないが、どうもグダグダになりそう」と呆れた。