9月17日は中秋の名月。贈られてうれしい秋のギフトを厳選
秋の気配をかすかに感じる今日この頃、古来の美しいならわしをなぞって、夏の疲れを癒し、豊かな実りの季節を迎える支度をしてみませんか? 日本人ならではの風流を楽しむ「お月見」でツキを上げられそうなギフトを提案 【写真】もらってうれしい【秋のギフト9選】
「お月見」を楽しんで、ツキも金運もアップ!
■KAGAMI(カガミ)の、江戸切子 冷酒杯<和乃美> -月- 「中秋の名月」をテーマに、ススキ野原に臨む 十五夜の満月 を江戸切子で描き出されたグラス。日本酒の香り、味わい、色を引き立たせながら、和の食卓に馴染むよう隅々まで配慮され、作られています。 冴え冴えとした輝きを放つ満月は、豊かさの象徴。鋭い葉を持つススキは、災いを遠ざけ邪気を払い収穫物を守るという伝承も。お酒の美味しさを際立たせ、縁起もいい図柄のグラスは、中秋の名月だけでなく、「後の名月」とも言われる十三夜にも、さらには毎月、満月の晩に、現代の大人ならではの風流を楽しむおともにぜひ。 暮らしに喜びを増やす一品は、この季節に誕生日や記念日を迎える方へのプレゼントにもおすすめ。 江戸切子<和乃美> 冷酒杯<月>¥23,100/KAGAMI(カガミ) カガミクリスタル TEL. 0297-64-7111 (平日・土 9:00~17:00)
■いち松の、うさぎの蒔絵のお弁当箱 月といえば、うさぎ。古来、月でお餅をツイいているといわれるうさぎは、子孫繁栄、縁結び、金運上昇など、吉祥のシンボル。 こちら輪島の「塗師屋いち松」のお弁当箱の蓋の上を飛び跳ねているのは黄金のうさぎたち。漆には抗菌作用があり、夏場でもおかずが傷みにくいことに加え、石川県の民話でも兎は運(ツキ)を呼ぶといわれるので、「毎日使うお弁当箱に、運が続くように」と連なる兎の蒔絵を施されています。このたびの災害に見舞われても、前を向いて歩みを進める姿におおいに勇気づけられます。 この季節には、お月見のお菓子やおつまみを入れたり、菊の花を生けて愛でたり。そんなふうにアレンジして、ハレにもケにも日々慈しみ、末永く使いたい名品です。敬老の日の贈りもの、卯年の方への贈りもの、とっておきのお祝いにも。 弁当箱(うさぎの蒔絵)< H5.5×W20 xD11㎝>¥46,200/塗師屋いち松 FEELSEEN TEL. 03-6260-6335