劇団四季、名古屋専用劇場が2026年に移転 名古屋四季劇場の公演は2月「マンマ・ミーア!」で終了
劇団四季は25日、名古屋市熱田区に新たな専用劇場を建設することを発表した。グランドオープンは2026年夏予定。 新劇場建設は、現在「バケモノの子」を上演中の「名古屋四季劇場」(中村区)が土地契約終了になるため。同劇場での公演は26年2月23日に千秋楽を迎える「マンマ・ミーア!」をもって終了する。 劇団四季は1953年の創立以来、「文化の東京一極集中是正」を劇団理念に掲げ、全国各地で演劇活動を展開。名古屋では66年の中日劇場こけら落とし公演「オンディーヌ」以降、専用劇場を設けるなどして約60年で観客25万人以上を動員している。 新劇場の建設地は熱田神宮からJR、名鉄線を挟んで東側の名古屋市熱田区三本松町101番20。来年3月に着工し、翌26年5月完工、同年夏にオープンする。客席数や名称、上演作品などの詳細は決定次第発表していく。
中日スポーツ