「これで死人が出ないとは」 DIYで「マッドマックス」の“あの部隊”を再現!? 狂気の企画が185万再生 「イカれてる」「何が起きてるんだよw」【海外】
映画「マッドマックス」(1979年)や「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年)に登場する“棒飛び隊”の車をDIYしてしまう動画がYouTubeで人気です。特に「怒りのデス・ロード」の登場シーンで観客をあぜんとさせたあのシーン、はたして再現できるのでしょうか……? 【画像】DIYで完璧に再現した“棒飛び隊” この動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「colinfurze」。斬新な発想でトンデモ作品のDIY動画を多数投稿し、視聴者を楽しませています。 今回の動画でDIYする「怒りのデス・ロード」の“棒飛び隊”は、車の後部に設置された長い棒の先に人が固定され、メトロノームの針のようにスイングしながらの攻撃をする戦闘員たちです。攻撃方法としても斬新で、作中の視覚効果としてもかなりのインパクトを与えたこの棒飛び隊を、自作で再現してみようと企画されました。 まずは用意したバンの後部を、ハンマーや電動丸ノコで一気に破壊。マッドマックスの世界観にぴったりなやり方を選択しました。 しかし今回の企画には、車の天井もまるまる取り除く必要があるため、クレーン車を使ってバリバリと豪快に破壊していきます。天井、後部座席も全て取り除いて、車体の低い小さなトラックのような形状になりました。なぜ人が乗ったまま破壊するんだ……? 続いて、頑丈な金属で車の後部に四角すい状の4本の支えを作ります。支えの先に金属の棒を通した2つのプレートを設置し、穴をあけた長い頑丈な棒をさらに通します。これで、スイングする棒が車の後部に設置されました。 このままだと棒はクルクル回ってしまうので、重りを制作。木製の四角い型枠にコンクリートを流し入れ、固まったら取り出して2つ積み重ねます。コンクリートの塊をボルトで固定し、棒の片方に取り付けました。 テスト運転してみると、バランスや耐久性の問題が発生したため、コンクリートの重りは半分に減らします。棒ももっと分厚く頑丈なものに変更。「マッドマックス」を連想させるようなオレンジ色と黄色での塗装も施され、ついに完成しました。 乗ってみると棒は折れ曲がる様子はなく、十分に人の体重を支えて走行することが可能なことが分かりました。作中でもやっていたように、並走するもう1台の車に近づいたり、飛び乗ったりできるかも実験してみます。2台目の車が真横に近づいたところで、スピードと距離、タイミングを合わせて車の荷台に飛び降りました。成功です! さらに「この2台目の車に近づく」技に、もっと別の使い道はないかを模索。考えた結果、「並走する車の窓を掃除できる」ことに気が付きました。雑巾を持って2台目の車に近づき、窓を拭くことにも成功。ぴかぴかになりましたね! この動画は記事執筆時点で185万回以上再生され、7万件以上の高評価を獲得。コメント欄では、「完全にイカれた夢を生きてるね」「いったい何が起きてるんだよ(笑)」「子どものお絵描きを現実にした感じ。ブラボー、もっとやってくれ」「で、誰も死ななかったのか? 面白いね」「『安全じゃないプロジェクトを立ち上げるにあたりやってはいけないこと全て』って感じだ」と、クレイジーな企画とそれを実現させたことに驚嘆する声が並んでいます。 YouTubeチャンネル「colinfurze」では他にも、「自家製空飛ぶバイク」「ハルクバスター作ってみた」「ウルヴァリンの爪をDIY」など、奇想天外な動画が人気です。 画像引用:colinfurzeさん
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