「パワーも勇気もない」「あまりにも不甲斐ない」原口元気がFC東京戦後に指摘した浦和の問題点「僕自身にも厳しい目を向けないといけない」
チームが「静かすぎる」
2024年9月21日、浦和レッズが埼玉スタジアム2002でFC東京に0-2と完敗。試合後、記者団に囲まれた原口元気は「ふうー」と息を吐いて反省を口にした。 【PHOTO】新ユニ姿を披露!日本代表戦に華を添えた影山優佳を特集! 「かなり難しいゲームでした。不運な形で2点入ってしまって、相手は余裕を持ってプレーしていました。ホームゲームだからなんとかしないといけない想いでハイプレスをかけたけど、剥がされるシーンが続いて。どんなチームであれ、2点のビハインドはきついです。正直、あの2失点がかなり重かった」 そう話した原口は「だとしても」と続ける。 「ホームゲームですし、これだけたくさんのファン・サポーターが来て、ああいう雰囲気を作ってくれたなかで、あまりにもパワーがないし、勇気もない」 この日の原口はベンチスタート。ピッチの外から見ていても「静か。全体的に本当に静かです」と感じていた。 「ホームゲームなので、もっと情熱的にプレーしたい」 61分に投入されてトップ下のポジションに入った原口はその情熱を示そうとピッチを走り回ったが、なかなかボールが来なかった。 「なかなかボールが入ってこなくて。本当は我慢して前でチャンスを狙いたかったけど、僕も焦れて後ろに下がり始めて。なんとか流れを変えたかったけど、それをできなかった。悔しいですね」 自分自身にも「厳しい目を向けないといけない」と原口は言う。 「何回か良いプレーはあったけど流れを変えるほどではなかったし、結果が変わったわけでもないので、僕自身にも厳しい目を向けないといけない。ホームで0-2はあまりにも不甲斐ない。2失点後のリアクションも含めて、あまりにも静かすぎるというか、パワーが足りないと思いました」 FC東京戦での反省を活かし、説得力のあるプレーを披露できるか。浦和のファン・サポーターは信じている。原口がきっとチームの救世主になるということを。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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