小池都知事が定例会見4月13日(全文1)動物殺処分ゼロ実現、2019年目標に
動物の殺処分ゼロに向けた取り組みについて
最後のお知らせでございます。4本目、動物の殺処分ゼロに向けた取り組みについてのお知らせでございます。知事に就任してから動物の殺処分ゼロの実現に向けまして、さまざまな施策を展開してまいりました。この実現のためにはボランティア団体との連携、ボランティア団体の協力というのが重要でございます。このボランティア団体の皆さんと連携しながら引き取った犬、それから猫の譲渡、差し上げるということですね、これを促進する取り組みを展開してまいりました。それから都民の皆さんに終生にわたって動物を責任持って買っていただくように、11月を動物の譲渡促進月間と定めております。その間、PRイベントの開催などさまざまな普及啓発を行ってまいりました。 昨年度からは離乳前の子猫の育成であるとか、譲渡をボランティアの皆さんにお願いするという事業を開始してまいりまして、11月22日というのは東京都動物情報サイト「ワンニャンとうきょう」というサイトを開設いたしまして、広く都民の皆さんに動物の譲渡の取り組みをお知らせしてきたところでございます。もう数字、出てしまっておりますけれども、前ね、これまで平成27年度は殺処分203頭でありましたが、目標は2019年度に殺処分をゼロにしようということで、はい、次お願いします。 で、どうなったかということですが、平成28年度に引き続きまして、わんちゃんのほうですが、2年連続のゼロを達成いたしました。それから猫につきましては193頭、27年度193頭でありましたのが翌年94頭。そして平成29年度は16頭にまで減ったということでございます。これは先ほども申し上げましたように、動物の譲渡にご協力いただいている50に上る登録譲渡団体がございます。そしてまた何よりも新しく飼い主となってくださった都民の皆さん、この協力のおかげでこの数字まで下げることができたということでございます。 引き続き引き取り数の減少に向けた取り組みや譲渡活動を進めまして、殺処分ゼロの実現を目指してまいりたいと考えております。以上、私のほうから4点お伝えさせていただきました。 【連載】小池都知事が定例会見2018年4月13日 全文2へ続く