楽器をおいて空と飯 | 23品目 柿の種の山おこわ
楽器をおいて空と飯 | 23品目 柿の種の山おこわ
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる新連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
柿の種の新たな魅力を発見!
文◎Keishi Tanaka 写真◎島津美沙。 ビールのおつまみとして、その存在感を放ち続ける柿の種。そんな超有名お菓子の新たな魅力を紹介する。なんとご飯と一緒に炊くことで、簡単におこわを作ることができるのだ。本格的なおこわはお店に任せるとして、アウトドアではこれが正解だと断言しよう。簡単で楽しい。余ったらそのまま食べられる。すばらしい山レシピである。
柿の種の山おこわ
材料(2人前) 無洗米……1合 柿の種……25g サラダチキン……1個 しめじ……50g エリンギ……1本 しらす……1パック 万能ネギ……適量 めんつゆ……大さじ1 ほんだし……小さじ1 水……230ml。 <1、食材をカットする> サラダチキン、エリンギ、しめじを食べやすい大きさにカットする。 <2、米を炊く> まずは具材を入れずに、米だけを炊く。いつもより少しだけ多めの水に30分ほどつけた米とめんつゆ、ほんだしを深型クッカーに入れて火にかける。 <3、具材を入れる> 沸騰したところで、柿の種とカット食材を入れる。ここから10分~13分を目安に弱火で炊く。アウトドアでの調理はより環境に左右されるため、時間よりも音や匂いで判断するのが好ましい。パチパチと音がしてきたら火からおろし、蒸らしの工程に入る。蒸らしの時間も、気温が低いとすぐに冷めてしまうので、早めの10分ほどがおすすめだ。 <4、盛り付け> 蒸らしが終わったら、しらすを加えよく混ぜる。シェラカップに食べる分をよそい、万能ネギを散らせば完成。 Keishi Tanaka | 田中啓史 1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。5枚目のアルバム「Chase After」をリリース後、新作「KOKORO EP」を携えて、全国でのライブを続けている。 Akira Yotsumoto | 四本 晶 下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。
フィールドライフ編集部