ヤンキースが3年連続首位打者アラエスをトレードで獲得模索 今オフ積極補強続け“超強力打線”誕生なるか
ヤンキースがパドレスのルイス・アラエス内野手(27)について、トレードで獲得を目指していると6日(日本時間7日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。 【写真あり】大谷翔平がデコピン年賀状を公開 郵便番号は背番号を意識!? 同サイトは米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者の情報を元に、ヤンキースがタイガースに移籍した二塁手・トーレスの穴を埋めるためアラエスの獲得を模索していると報じた。 アラエスは19年にツインズでメジャーデビュー。コンタクト能力に優れ、22年にツ軍で初の首位打者に輝くと、翌23年は移籍先のマーリンズでも首位打者を獲得。昨季もパドレスに移籍後、ヒットを量産し3年連続となる首位打者に輝き、大谷翔平(ドジャース)の3冠王を阻止した。 パドレスのぜいたく税の対象となる25年の年俸総額は2億4400万ドル(約366億円)で、第一課税ラインの2億4100万ドル(約361億5000万円)を既に上回っている。そこで約4000万ドル(約60億円)の年俸削減を目指さしており、今季推定年俸1460万ドル(約21億9000万円)のアラエスがトレード候補に挙がっていた。 ヤンキースは今オフ、ソトとの再契約には失敗したもののゴールドシュミットやベリンジャーといったMVP経験者、先発左腕フリードを獲得するなど、積極補強を続けている。 アラエスが加入すれば大谷、ベッツ、フリーマンを擁するドジャースをはるかにしのぐ“超強力打線”が誕生することになる。