〈下半身ダイエット〉1日10回やればみるみる痩せる?股関節を動かし柔軟性を高めるエクササイズ
下半身痩せには、ある部位の柔軟性をあげることがとても重要です。その場所の説明と、1日10回で変わるエクササイズをご紹介! ◆写真で詳しいやり方を見る|1日10回やればみるみる痩せる?股関節を動かし柔軟性を高めるエクササイズ ■下半身痩せに欠かせない「股関節の柔軟性」 脚やお腹など下半身痩せに悩んでいる方は多いと思いますが、実は下半身痩せには股関節の柔軟性が重要な鍵です。 股関節の役割は、体重を支えたり、歩いたりしゃがんだりと脚の運動に大きく関わっています。この股関節が硬いとなると、脚の運動だけでなく、その周辺のにある、つながっている部位にも影響を及ぼすのです。 特に股関節の柔軟性がないと次のような影響がでて、下半身が太りやすくなると考えられます。 ■■骨盤が前に倒れると、反り腰になりやすい 反り腰になると下半身の重心が前にかかりやすいため前ももが太くなったり、ぽっこりお腹が目立つようになります。 ■■骨盤が後ろに倒れると、猫背になりやすい 猫背になると腹筋を使わなくなるのでお腹に脂肪がつきやすくなったり、骨盤が後ろに倒れることでお尻が下がり、だらしない体型になります。 ■■膝が捻れO脚、X脚になりやすい 股関節と連動して膝の回旋も悪くなるとO脚やX脚など脚の歪みにつながります。脚が歪むとある場所は筋肉が発達し、ある部位は脂肪が蓄積するというバランスの悪い状態になり、痩せるのが難しくなります。 ■■リンパの流れが悪くなる 脚の鼠蹊部には、大きなリンパ節があります。股関節が硬くなるとリンパの流れが滞りやすく、老廃物や脂肪が蓄積しやすくなります。 このように股関節の柔軟性が低いと下半身が太りやすく痩せにくい骨格になってしまい、ダイエットしても効果につながらず、思うように痩せにくくなってしまいます。 股関節の柔軟性がいかに下半身痩せに重要かを理解したところで、早速エクササイズをやってみましょう! ■1日10回で!股関節が柔らかくなって下半身痩せするエクササイズ 股関節を柔らかくする運動といえば、開脚ストレッチなどを想像すると思いますが、開脚ストレッチ自体は多くの方が正しく行えておらず、一定の部位しか伸びないという現象がおこりがちです。今回ご紹介するのは、体が硬い人でも股関節周辺の筋肉を効率よく伸ばせるエクササイズ。是非やってみてください。 【やり方】 1)四つん這いの姿勢になる 2)膝の位置は変えず、左の膝を内側に向けながら膝から下を外側に出す(内股のような状態) 3)左の足裏をマットにつけて膝を上げる ※この時つま先は外に向ける(ガニ股のような状態) 4)お尻を後ろに引いて踵に近づける 5)お尻の位置を戻し、2)の状態を通って四つん這いに戻る *2)~5)までを10回繰り返し、反対も同様に行う このエクササイズは2)と3)で股関節を内側・外側に回す動きをし、内側と外側に対して同じ可動域にしていくための柔軟性と、股関節周辺の筋肉を鍛えること、4)でお尻や内腿に伸びをきかせることでより柔軟性をあげながらリンパの流れを促していくという効果があります。 このように腹筋や脚のトレーニングをしなくても、股関節の柔軟性を上げることで下半身の見た目が変わることもあるので、苦手だと思う人ほどスムーズにできるようになるまで続けてやってみてください。 ライター/yurina(ヨガ講師)
yurina