窃盗と住居侵入48件、被害総額800万円裏付け 姫路の男を最終送致 兵庫県を中心に5県で窃盗繰り返す
兵庫県を中心に5県で窃盗を繰り返したとして、たつの署は3日までに、窃盗と住居侵入などの疑いで、姫路市の建設機械回送業の男(60)を逮捕、送検し捜査を終えた。起訴済みの3件を含む計48件、総額約800万円の被害を裏付けたとしている。 【写真】目立つ高齢女性の万引、背景に家庭での不遇感 夫の浪費がきっかけ…更生目指すも常習者に 逮捕、送検容疑は2019年8月~24年6月までの間、兵庫、香川、福岡、徳島、三重県内の民家に忍び込み、現金を盗んだ疑い。「生活が苦しくてやった」と容疑を認めている。 同署によると、夜中に無施錠の民家を狙う手口で、仕事で訪れた場所でも犯行に及んでいたという。多くのケースで現金を一部残して盗んでおり、被害を発覚しにくくする狙いがあったとみられる。 男は今年6月、たつの市内の民家に忍び込み現金を盗んだとして、同署に窃盗と住居侵入の疑いで逮捕されていた。同署には「夜中にドアノブを回された」との相談が数件寄せられていたという。