「高校生平和大使」に23人選出 17都道府県から、茨城は初
市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は6日、長崎市で記者会見し、核兵器廃絶を求める署名を集め、8月に国連欧州本部に届ける「高校生平和大使」の27代目となるメンバーを発表した。茨城県の学校から初めて選ばれた県立勝田中等教育学校4年の田口七望さん(15)ら、17都道府県の23人を決定した。16日に広島市で結団式を開く。 派遣委は毎年、大使を選んでおり、今年は約500人の応募があった。被爆県からは、被爆3世で長崎県立長崎西高2年の大原悠佳さん(16)、被爆4世で広島市立基町高2年の甲斐なつきさん(16)ら計5人が決まった。