「萩生田さんをみんなでいじめて…でも負けやしない」誇りだった‟八王子の元ヤン”激戦東京24区に市民大困惑「いや地元の恥だ」
八王子がどうこうの話ではありません。日本の話ですよ
「八王子がどうこうの話ではありません。日本の話ですよ。萩生田氏だけではありませんが裏金議員は身内の自民党からも「ノー」を突きつけられたわけです。その重大さをわかっているのでしょうか」 それについて萩生田氏は先の第一声で裏金問題含め、「市民の皆さんに判断」を委ねると言った。東京24区の前回2021年の衆院選の投票率(小選挙区)は56.77%。東京都全体で57.21%、日本全体で55.93%(戦後3番目の低さ)だったので八王子の投票率が他と比べて低いとかではないが、やはり半分近くの有権者が選挙に行っていない。 萩生田氏か、他候補か以前に国民の半分近くが投票に行かない。それもまた民主主義というシステムの限り、「やりたい放題」をさせてしまった一因であることは確かなように思う。みなさん選挙、絶対行こう。大前提だ。 ちなみにお隣の選挙区である八王子の一部と立川、日野の東京21区も裏金問題で自民党非公認となった小田原潔氏が無所属で出馬する。こちらも野党の統一候補は実現せず立憲の大河原雅子氏、維新の山下容子氏、参政の森裕一氏で食い合うこととなった。 その他、下村博文氏(東京11区)、西村康稔氏(兵庫9区)、高木毅氏(福井2区)、平沢勝栄氏(東京17区)、三ツ林裕己氏(埼玉13区)、中根一幸氏(埼玉6区)、細田健一氏(新潟2区)ら「無所属」で選挙戦に挑むこととなった自民党の裏金議員――自民党そのものの苦戦が予想される中、まさに萩生田氏の言う通り、私たち一般有権者の「皆さんに判断してもらいたい」もまた突きつけられている。
日野百草