【中日】正捕手期待のドラ4石伊雄太は井上監督も背負った背番号9「負けないような結果を」
中日は14日、名古屋市内のホテルで新入団会見を行った。ドラフト4位の日本生命・石伊雄太捕手(24)は背番号「9」に決定。「聞いたときはビックリしたが、気負うことなくやっていきたい」と表情を引き締めた。 竜の「9」は1980年代に強肩、強打、俊足を武器に捕手像を変えたとされる中尾孝義氏(68)や井上一樹監督(53)、日本生命で特別コーチを務める福留孝介氏(47)らも現役引退時に背負った。即戦力候補の強肩捕手は「(背番号9と聞き)まず井上監督のことが頭に浮かびました。井上監督に負けないような結果を残したい。また(日本生命で)指導していただいた福留さんの番号でもある。恥じないようなプレーヤーになりたい」と改めて決意を示した。 近大高専(三重)から近大工学部に進み、日本生命では1年目からレギュラーの座を獲得した。遠投は115メートルで二塁送球1・8秒台をマークする社会人NO・1捕手は1年目から竜の正捕手の座に挑む。