世界遺産・白神山地 ユネスコ「エコパーク」登録に向けた議論を提案
RAB青森放送
世界遺産・白神山地の保全管理について専門家が話し合う会議が弘前市で開かれ、委員からユネスコ「エコパーク」登録に向けて議論してほしいという提案がありました。 白神山地世界遺産地域科学委員会には8人の委員が出席しました。 この中で秋田県の国際教養大学の熊谷副学長が「ユネスコエコパークに登録すれば白神山地の魅力を縄文文化を含めてパッケージで発信しやすくなる」と提案しました。 エコパークは自然保護と地域の人々の暮らしや生活が両立した持続可能な発展をめざすモデル地域のことです。 国内には現在、屋久島など10か所のエコパークがあります。 白神山地のブナの森は縄文時代からヒトが利用してきた歴史や文化があり、エコパークに登録されれば自然以外の部分でさらに発信力が増すとしています。