最も集客した試合は? J1観客数ランキング4位。最高な開幕戦! 伝説の再現で5.3万人が大熱狂
明治安田J1リーグは12月8日に最終節を迎え、ヴィッセル神戸が昨シーズンに続き連覇を達成した。今シーズンも全国各地で熱戦が繰り広げられたが、1番スタジアムが熱狂したのはどの試合なのか。今回は、J1全380試合の中で最も観客を動員した対戦カードをランキング形式で紹介する。
Jリーグ32年目となる今季の開幕戦は、特別な一戦が用意されていた。今季J1に復帰した東京ヴェルディと、リーグ優勝5回を誇る横浜F・マリノスが激突したのだ。 ヴェルディ対マリノスといえば、旧国立競技場で行われた1993年のJリーグオープニングゲームが思い起こされる。当時からはスタジアムもチーム名も変わってしまったが、話題性のあるこの対戦カードをみようと、53,026人のサッカーファンがスタジアムへと駆けつけた。 試合は開始早々の7分に山田楓喜が芸術的なフリーキックでゴールネットを揺らし、東京Vが先制点を挙げた。その後は一進一退の攻防でスコアボードは動かず、このまま東京Vの勝利かと思われたが、マリノスが89分にPKを獲得し同点に追いつく。さらに、直後のアディショナルタイムには松原健が左足からスーパーゴールを叩き込み、マリノスが劇的な逆転勝利を収めた。 2-1でマリノス勝利という試合結果は31年前の開幕戦と同じ。この試合は、伝説の再現となったといっていいだろう。
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