JR小海線 運行システムトラブルで全線運休 原因は通信ケーブルの切断【長野】
JR小海線が運行システムのトラブルで、16日午前11時前から全線で運休しました。 小海線の踏切近くのパン店の店員は異変に気付きました。 「乗客の方も、わーって歩いて踏切で降りて、ずっと音鳴ってるねって、そう言えば鳴ってるなと、出てみたら信号機が止まっていて」 JR東日本長野支社によりますと、小海線は指令室の運行システムで信号が変わらないなどのトラブルが発生し、全線で運転を見合わせました。 運行中の列車は最寄り駅の手前などで停車し、乗客はバスなどに乗り換えました。 けが人はいないということです。 ■利用客 「ただの遅延だと思って行ったんです、乗れないって」 ■カメラマン 「遮断機が降りて警報機が鳴り続けています」 踏切を渡れず困惑する住人の姿も。 ■近所の人 「事情も分からなくて分からなかったです。家に帰れないので」 踏切を渡れずに遠回りした女性が、目的の郵便局に到着しました。 ■近所の人 「ずーと回ってきたの。知らないよ、知ってたら警察の前通ってきたのに」 原因は川上村の踏切近くの土地で重機で整地作業をしていた住人が、誤ってJRの通信ケーブルを切断したためだということです。 JR東日本長野支社によりますと、午後5時過ぎに運転を再開したということです。