まちのシンボル、子午線をイルミネーションで表現 国道沿いに設置/京都府福知山市
京都府福知山市夜久野町額田、食品スーパー「ミニフレッシュ夜久野店」前の国道9号を挟んだ向かいの空き地に、高さ4・5メートル、横14・5メートルほどの大きなイルミネーションが設置されている。同町のシンボルだった子午線と標柱を表現したほか、銀河を走る列車も煌々と輝いていて、買い物客やドライバーの目を引いている。 同町の住民組織、夜久野みらいまちづくり協議会が毎年取り組んでいて今年で7年目。同協議会の移住・経済・交流部会(衣川伸二部会長)のメンバーたちを中心に準備や設営を進め、22日から点灯を開始した。 今年のテーマは「子午線と星と銀河」。設置場所は過去に子午線標柱が建てられていた場所の近くにあり、イルミネーションも子午線の東経135度上に重なるように設置。今回新調したものを加えた青や白のLED電球約7500個を使用していて、辺り一帯に幻想的な光を放っている。 また、今回初の取り組みとして、同協議会の福祉・あんしん部会にも所属する福知山署下夜久野駐在所の川南知生警部補(38)が中心となって、年末年始の交通事故防止と防犯対策を訴えるイルミネーションを制作。大型イルミの近くに設置し、住民に注意を呼びかけている。 イルミネーションは1月12日までの午後5時~10時に毎日点灯する。